別居中の夫が死亡した後、借金を調査し相続手続きを終えた事例

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相談前：別居中のご主人が亡くなり相続が発生したご相談者様

【ご依頼の状況】

今回のご依頼は、O府K市にお住まいのN様（61歳）からのものです。 別居中である65歳のご主人が職場で倒れ、病院に運ばれましたがそのままお亡くなりになりました。 そのことから、ご主人の相続人としてなにか手続きが必要なのだろうと、まずは当事務所の無料相談を予約されました。

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【相談内容】

初回無料相談時におけるN様の相談内容は、次のとおりでした。

①N様とご主人は、5年程度別居していた。ご主人が急死したことは、ご主人の職場からの連絡で初めて知った。

②妻のN様が、死後の事務手続きを行ったが漏れがあるかもしれないと心配である。

③ご主人の財産がどれほどかわからないが、相続手続きはどうすべきか。

④ご主人とは離婚前提の別居中だった。ご主人はご自身名義の一戸建てに一人暮らしをしていて、N様は知人宅に住まわせてもらっている。

⑤ご夫婦の間には、成人しているお嬢様が1人がいる。娘の居場所はわかるが、ご夫婦とお嬢様は折り合いが悪い。お嬢様は、ご主人の財産はもらいたくないということから、ご主人の財産はすべてN様が相続することをあっさり了承した。

⑥ご主人は公務員であり、定年退職間際だったところを急死した。

以上の話から、当事務所はどういったサポートしたのでしょうか。

相談後：手続きの漏れだけでなく加入保険や負債がないかも確認

【結果】

1．死後の事務手続きに漏れがないかを確認。 死亡届の提出、職場への健康保険証の届け出、死亡退職届の提出、葬祭費請求の手続き、死亡退職金受け取りの手続きは完了していらっしゃいました。 年金事務所への手続きが漏れていらっしゃいましたが、職場の人事部のサポートで問題なく終了しました。

2．別居中の自宅をどうするのか。 N様が相続後、すぐに売却する予定とのことです。

3．ご主人の遺品にある、見覚えのないクレジットカード10枚について。 クレジットカードを使っていたのか不明であること、ご主人はお金にルーズだったことから、N様のご希望によりご主人の「個人信用情報照会」を3機関に提出しました。 すると、N様がまったくご存知でなかったインターネットバンクでのローンが存在しました。

4．ご主人の加入していた生命保険が不明だがどうしたらいいか。 ご主人は勤務先で、多数の生命保険に加入していたようです。しかし、内容など詳細がわからないとのことでしたので勤務先の人事部を介して調査してもらい、生命保険の手続きをすることができました。

5．ご主人のお母様への借金があったがどうしたらいいか。 ご主人がお母様から借りていたお金は「相続債務」にあたるため、相続人であるN様がお母様へ返済する義務があります。③の照会を済ませたところ、借金よりもプラスの財産の方が多いことがわかったのですぐに返済手続きをしました。

6．①から⑤の手続きを済ませて、ご主人の財産が予想していたよりも多かったことから、相続税が心配だがどうしたらいいか。 結局、生命保険と死亡退職金の非課税枠があったことと、自宅の価値が予想ほど高くなかったことから、当事務所の協力先税理士にチェックを依頼しました。すると、相続税がかかる心配はないとのことでした。

当事務所のサポートは以上の流れで行い、結果、無事にN様は相続手続きを完了されました。

事務所コメント：相続に関して不安がある方はぜひ1度ご相談ください

ご相談者様は、別居中の家族の相続手続きだったので不安だらけとのことでした。 しかし、当事務所はどのような状況でも解決方法や対処法を提示できる自信がございます。 まずは当事務所の無料相談をお受けください！