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目次
相談前:1人だけ協力してくれない
Aさんが亡くなりました。Aさんには子どもがいませんでした。そのため相続人は兄弟と甥姪の5人でした。
Aさんの生前によく世話をしていた姪のBさんがAさんの不動産を相続したいと考えていました。しかし1人だけ協力してくれない相続人Cさんがいたため、Bさんは困っていました。
相談後:協力的な人の持分をまとめておく
Bさんは「絶対に裁判はしたくない」と考えていました。また、Cさんは高齢なので数年以内に亡くなることが予想されています。 そこで「相続分の譲渡(相続分の贈与)」を使い、Cさん以外の相続人の持分をBさんにまとめる方法を提案しました。この方法で不動産はBさんが15分の14、Cさんが15分の1という共有状態になっています。残る15分の1はCさんが亡くなったあと、Cさんの子どもたちとBさんが改めて交渉を行う予定にしました。
事務所コメント:裁判を行わずにできる解決もあります
本来このような場合、裁判手続きを行い、1人の名義にまとめた方が良いです。しかし今回はBさんに「裁判はしたくない」という強い希望があったので、裁判を行わずに相続分の譲渡でまとめていくという方法を提案しました。
今回は「協力してくれない相続人」がいた場合でしたが、「認知症の相続人」や「行方不明の相続人」などがいる場合にも応用できるやり方になります。
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この事例を解決した事務所
High Fieldグループ(宮城県 仙台市)
宮城県仙台市を拠点とする士業グループ。司法書士法人、法律事務所、行政書士法人、社会保険労務士法人および税理士法人の5つの士業で構成されるHigh Fieldグループでは、不動産売却まで含む相続に関する様々な問題に対する総合サービスをワンストップで提供しており無料相談会も実施してます。 ★☆弊社では来所かZoomにて無料相談を行っているため、電話での相談は行っておりませんことをご了承ください★☆
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