相続の実績が豊富な専門家の中から、
ご希望に合った相談先を簡単に探せます。
解決事例数ランキングも掲載しています!
目次
相談前:負債のある相続を放棄したい
10年ほど前にお亡くなりになった祖父の名義の土地・建物の固定資産税の納税通知書が、ご相談者様のご自宅に届きました。ご相談者様の父は、約20年前に他界しています。
祖父の死後、その土地・建物には叔父が住んでいましたが、その叔父も昨年亡くなり、多くの負債があることがわかりました。不動産は遠方にあり、負債など相続するのは困るとご相談にいらっしゃいました。
今回、叔父の相続財産を放棄できるのか、万が一相続した場合の費用についてなど確認したいとのご要望です。
相談後:相続放棄期限を過ぎてからの手続き
相続した方がいいのか、相続放棄をするのか検討するため、まずは不動産屋へ相続関係の調査をすることをご提案しました。
また、相続放棄をお選びになった場合、必要となる戸籍謄本の手配や相続放棄申述書の作成・提出、裁判所からの質問書への対応、債権者への通知を含めた手続きの必要があることもご説明しました。
不動産調査をした結果、不動産の利用価値を見出すことはできませんでした。さらに、負債がある可能性が高く、最終的には相続放棄することとなりました。
しかし、相続関係調査をしたところ、亡くなった順番に問題があることがわかり、祖父や叔父の死後3ヶ月以上経過しているので、相続放棄の期限を過ぎている点も問題となります。
これらの問題を解決すべく、祖父と叔父の相続財産があったことを知った経緯や事情をまとめ、家庭裁判所に相続放棄の申立を行いました。
事務所コメント:代襲相続・数次相続が複雑に絡んだケース
相続関係の調査で判明した問題は、お亡くなりになった順番が①父②祖父③祖母④叔父で、法的には代襲相続・数次相続が複雑に発生し、誰の相続放棄をする必要があるのかの判断がポイントとなります。
ご相談者様は、叔父の相続を放棄することができるのかとご相談にいらっしゃいましたが、それには祖父・祖母・叔父の相続に関した相続を放棄しなければ、法定相続分の持分が各相続人に相続され、解決とは至らなかった事案となります。
* * * * * * * * *
この事例を解決した事務所
-
-
-
-
中日本司法書士事務所
相続の相談件数は累計2,700件以上。初回相談無料で、長野・松本を中心に、土日祝の相談も対応可能。明瞭な料金体系で、事前見積もりを作成しています。
-
-
-
事例を参考にすると相談もスムーズ!お近くで相続の専門家を探せます
つぐなびでは全国の相続に強い専門家から、あなたの希望に合った相談先を簡単に探すことができます。
多くの事務所が相続の初回相談無料/土日相談対応可・出張訪問やオンラインでの相談可、と相談しやすい事務所を厳選しています。
下の検索窓で専門家の種類と地域を選択し検索できます。お近くの事務所で是非「こんな事例を見たのですが、、、」と相談してみてください。
事例掲載数は国内最大級!
▼その他の解決事例はこちらで検索▼
※本記事は、掲載事務所として記載された事務所によるものです。本サイトの運営者は本記事の内容についてご対応は出来ず、掲載事務所への紹介・斡旋はしておりません。本記事の内容については、掲載事務所までお問合せをいただくようお願い致します。
※本記事でご紹介する解決事例については、掲載事務所において具体的な事件の特定を防止する目的で一部内容の変更を実施している場合がございます。
※本記事は、解決事例が生じた時点の法令に基づくものであり、その後の改正等を反映するものではありません。