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目次
相談前:駐車場をはじめとする収益不動産をたくさんのお持ちの方の遺言相談
お父様が長男、次男に財産を分ける遺言書の作成についてのご相談でした。預貯金は3,000万円程で、財産の多くは不動産で収益不動産(土地貸、駐車場)をたくさんお持ちで、土地の評価だけで約5億あるお客様でした。
現在はすべて不動産はお父様の名義で賃貸料や地代はすべてお父様に入ってきますが、お父様が亡くなられた時の分け方について、あまりにも不動産が多く金額も大きいため、ご家族では判断ができず、何かいい案はないかとアドバイスを求められました。
相談後:兄弟の不公平がないよう、不動産の収支をシミュレーション
現在のお持ちの不動産もそれだけの評価があれば、固定資産税だけでも月に100万円以上はかかります。今後その分け方によって、当然収益は入ってくるものの、固定資産税もかかるため、分け方によって不公平が生じてはいけないというのが注意すべき点でした。
また相続税がかかる案件ですので、亡くなってから十ヶ月以内に、公平な遺産分けを行うことは難しいということで、生前に道筋をつけておき、遺言書を作るご提案をいたしました。
まずは財産内容の整理です。どこの不動産がこのくらいの評価があり、月々の収益がこのくらい入ってくる、また固定資産税もこのくらいかかるといった収支の一覧表を作りました。
その収支の一覧表を見ながら、あとはパズルを合わせるような形で、これを長男さんが相続する、これを次男さんが相続すると何度もそのシュミレーションをお父様、長男、次男の三名で行いました。
税のことも含まれますので、提携の税理士さんにも見ていただき、アドバイスを受けながら、三か月の間お打ち合わせを重ねました。
また相続税がかかる案件でありながら、生命保険も最低限しか入っておられず、相続対策・節税対策もあまりされていらっしゃらなかったため、そこもご提案差し上げました。
最終的に最適な分割案が定まり、公正証書として遺言を作成いたしました。
事務所からのコメント:不動産を多数お持ちの方は専門家に遺言の相談を
このように不動産が多い場合、一つ取り扱いを間違ってしまうと、後々の維持管理が大変なことになるのと同時に、場合によっては遺産分割で争いことになってしまいかねません。
当事務所にご相談いただければ、ただ遺言書を作るだけではなくて、遺産分けをどうすべきかという所から話し合いをさせてもらいます。行政書士だけではなく、不動産が関係するので提携の司法書士、また税金も関係するので提携の税理士を含め、三者が協力し合いながら、案件をいろんな方面からアドバイスさせていただくことが可能です。
遺言書を作りたいという方で、遺産分割案がはっきりと決まってない方や、大枠は考えているものの、この内容で子供達がどう思うか心配な方は一歩踏み出すサポートをさせていただきます。
あとは遺言書自体をどう書いていいか分からない、公正証書遺言も「公証役場」という言葉は聞いたことあっても、どういうところか分からないという方も多いです。公証役場の打ち合わせやフォローも当事務所でさせていただけます。
公正証書を作る時には公証人が二人必要ですが、これもご友人に頼む場合、遺言書の中身を知られる訳ですので、躊躇する方も多いでしょう。この場合も当事務所の行政書士が対応できますので、その点も専門家に依頼していただくメリットと言えます。
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この事例を解決した事務所
行政書士 ORCA(東京都 渋谷区道玄坂)
全国14カ所で展開する、”日本で一番相続を扱う行政書士法人”。「質の高いサービスの提供と細やかな気配り」を信条とし、グループ全体での相続の相談件数は年間10,000件超、受任は年間6,000件以上と圧倒的な実績を誇ります。この豊富な経験で培った知見とノウハウとで、相続手続きを行う専門家である行政書士が総合的なサポートやアドバイスを行っています。
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