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目次
相談前:信用情報機関で借金の有無を調べてから相続手続きをしたケース
①相談者は、被相続人の判断能力が劣ろえたことで家庭裁判所によって後見開始の審判を数年前に受けたAの兄にあたるB。
Aの両親はすでに他界していて、A自身は結婚していない。
相続人は兄であるBのほかに疎遠になっている姉のCがいる。
②相続財産は貯金のみ。金融機関は4社で総財産は約3400万円になる。
クレジットカードは2枚所有している。
③兄であるBはAの生前の入院費用を立て替えている。葬儀費用もBが負担。
法定相続分での相続を希望している。
相談後:司法書士が遺産承継をサポート
【司法書士の提案&お手伝い】
①まずは疎遠になっている姉であるCと連絡をとってもらい、遺産承継手続きの提案をした。
②姉であるCの心配していたことは負の遺産(借入)だったため、信用開示請求をおこない借入がないことを確認してから遺産承継の依頼をいただいた。
③Cの住まいが遠方だったため、相続人に代わり必要書類を迅速に集めた。
【結果】
①後見開始の審判のおかげでAの財産はあらかじめ把握していた。
そのためより早く相続財産の調査が可能となった。
②クレジットカードの解約は相続人が直接手続きしたほうがスムーズなため、司法書士が同席してサポートをおこなった。
③今回は相続人同士が離れた場所に住んでいて、被相続人が成年被後見人というケース。
事前に信用情報機関に借金の有無を確認しておくことで、不安を取り除いてから相続手続きができたので大変満足していただけた。
相続人であるBとCが円滑に遺産分割協議をおこなってくれたため、トラブルもなくスムーズに手続きが完了した。
諸経費は等分で負担、財産については法定相続分通り相続という形でまとまった。
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この事例を解決した事務所
司法書士・行政書士 溝の口オフィス(神奈川県 川崎市高津区)
代表は司法書士・行政書士・民事信託士・FPの資格保有。豊富な相談実績で、最適な手続きを提案します。初回相談無料で土日祝の面談にも対応。
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