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相談前:自宅に住み債務を返済した母と次男に相続させたい
お父様が亡くなり、相続放棄の相談のために来所されました。
生前、被相続人は事業をしていましたが、自宅の土地家屋が資産としてある一方で、数百万円の債務もありました。
自宅に住む母親と次男が債務を返済していたことから、土地家屋はこの二人へ相続をさせたく、相談者ご自身は相続放棄を希望されていました。
相談されたご兄弟の中には海外に在住されている方もいましたが、相談者全員そろって手続きを進めたいとのことでした。
相談後:海外在住の相続人がいる場合の相続放棄手続き
戸籍謄本の手配、申述書の作成と提出、照会書への対応や債権者への通知を含めた支援の他に、フルパックプランをご提案しました。
相続人のうち海外在住されているご兄弟の取りまとめも当事務所でお手伝いさせていただくことを提案いたしました。
各相続人の方へ詳細な事柄を確認するために、相続発生時の状況や、故人の生活状況、相続人との関係性などをヒアリングしました。
手続きに必要な書類の収集を進め、申し立てはご相談から3週間後に行い、照会書の審査を経てから無事に受理されました。
相続人のうち海外に居住されている方がいると、足並みがそろわず時間がかかり、申告期限までにまとまらないケースがあります。
このようなケースの場合は専門家へ任せることを考えてみましょう。
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