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目次
相談前:複雑な相続関係の場合の相続放棄について
平成8年に亡くなった父親と、平成24年12月に亡くなった母親の相続放棄の相談に来所されました。
相談内容は、両親は借地上に所有していましたが、地代を約5年間滞納していたため、借地契約を解除するなら建物の解体と借地の原状回復費用をされた件でした。
相続が複数回発生しており、相続分が被相続人の子供の配偶者や孫にまで分散している状況のため、複雑な相続関係でした。
相談後:相続人が分散し申し立て期間経過後の相続放棄のスムーズな手続き
3ケ月経過後プランと、戸籍謄本の手配、申述書の作成と提出、照会書への対応や債権者への通知を含めた追加支援も合わせて提案させていただきました。
3ケ月という期間を大幅に過ぎた事案のため、相続発生前後、債務発覚の状況については特に、故人と相続人の関係性にも着目して念入りにヒアリングをしました。
相談者のM.Kさんは若いうちに実家を離れて生活しており、両親の財産の詳細について把握していなかったこと、それぞれの相続発生時に、自分は相続する財産が無いと信じていたため、手続きをせずとも問題なく生活できていたことで何も気づかずにいましたが、今回、債務の請求や財産の詳細を告げられて初めて相続があることを知りました。
過去の事例や判例を確認した結果、他に相続人になる人も含めて、裁判所に相続放棄を認めてもらえる要件が備わっていることがわかり、申述書や照会書に対応する際に、相続人が置かれた事情を重点的かつ丁寧に行ったところ、相続人全員の相続放棄は無事、受理されました。
事務所コメント:期間経過後の複雑な相続関係の手続きにはスピードと慎重さが大切
今回の案件は相続が数次的に発生していたこと、手続きに必要な戸籍謄本が多岐に渡ったこと、そして期間が大幅に経過していたため、対応にはスピードと慎重さが求められました。
もし、放棄を認められなかった場合、相続の意思なく相続した家屋のために多大な負債を抱えるところ、無事放棄でき大変安心されておりました。
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