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目次
相談前:預金解約のためには異母兄弟の同意も必要と知ったご相談者様
お父様がお亡くなりになったため、相続手続きのご相談にいらっしゃいました。
ご相談者様は当初、ご自身で預金口座の解約手続きを行っておいででした。
ところが、戸籍などの相続関係書類を銀行へ提出したところ、お父様には前妻とのお子様もいるため、その方の同意も得られないと解約手続きが進められないと言われたそうです。
ご相談者様は、このことに困り、当事務所にお越しになりました。
相談後:異母兄弟も法定相続人のため連絡先を調査して協力を依頼
本事案では、ご相談者様も異母兄弟の存在をご存知ではあったようですが、離婚しているため相続には無関係だと思われていたようです。
お父様の前妻は、離婚しているため相続人とはなりません。
しかし、前妻との間に生まれたお子様は、お父様の法定相続人となります。
したがって、相続に関わる手続きにおいては、その方も含めたすべての相続人で遺産分割協議をする必要があるのです。
存在は知ってはいても、連絡先はまったく分からないとのことでしたので、当事務所が住所地など連絡先を調査し、相続手続きのご協力をお願いする内容の手紙をお送りいたしました。
なかなか反応がないため、遺産分割調停の申立てを検討していたところ、3回目の手紙をお送りしたところで連絡をしていただけました。
後日お伺いしたところ、最初のお手紙の時点では不審に思っていたため少々連絡しづらかったそうです。
その後は、前向きにご協力いただけたこともあり、預金口座の解約手続きも無事終えることができました。
事務所コメント:連絡先の分からない相続人との調整は司法書士が適任
本事案のような連絡先の分からない相続人が見つかった場合、相続人間でコンタクトをとることそのものが困難です。
そこで、司法書士が中立的な立場で接触を図り、調整役を担うことで、円満かつ確実な手法で手続きを進めることができます。
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この事例を解決した事務所
司法書士法人クオーレ( 愛知県 名古屋市北区)
相続登記や相続放棄、遺言、遺産分割などの相続分野に特化。初回は無料相談可能となっています。女性司法書士を含む司法書士4名在籍の充実したサポート体制が特徴です。大曾根駅徒歩3分とアクセスも良好で、土・日・祝日、夜間もご相談いただける体制を整えています。
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