• CASE 1 / 相続手続き

  

  相談前：
  相続人が多数になっている

  父が亡くなり、その相続財産調査をするため父の固定資産税の名寄せ帳を取得したところ、祖父や曾祖父名で納税義務者が父になっているものが出てきました。自分でできそうにないので、父の相続手続きを併せておこなってほしい。

  

  相談後：
  全相続人を特定し、全ての相続を完結

  被相続人を3名と考えて必要戸籍の取得にとりかかりました。曾祖父については相続権を持ったまま亡くなっている方もいて（数次相続）多数の戸籍が必要になったが、全相続人を特定できて遺産分割も整い、相談者に関するすべての相続が完結しました。

• CASE 2 / 相続手続き

  

  相談前：
  10年以上連絡を取っていない義理の姉弟との相続手続きが必要に

  お子様がいない家庭でご主人が亡くなり、奥様からご相談をいただきました。ご主人の両親が既に他界されており、今回ご主人の兄弟も奥様とともに相続人となります。
  ご兄弟は4人で、面識はあるものの10年以上連絡を取っておらず、銀行や不動産の手続きをどう進めていいか分からないというのが課題でした。

  

  相談後：
  当事務所も一緒にアプローチすることでスムーズに完了

  関係性が疎遠になっていても、手続きを進めてなくてはなりません。まずは相続関係説明図を作成し、その過程で判明した住所地にお手紙等でご連絡するようアドバイスしました。
  連絡がとれたご兄弟と遺産分割協議が行われ、奥様とご兄弟の意見が一致したところで遺産分割協議書を作成し、それにより相続手続きを無事に完了することが出来ました。

• CASE 3 / 相続手続き

  

  相談前：
  代襲相続で孫が相続人に含まれる

  依頼者（相談者）は長男さんです。相続人は長男さんと既に亡くなっている次男の娘（相談者様の姪、被相続人の孫）さんになります。不動産2件が相続財産で、この両方を長男が引き継ぎ、お金を自分の姪に渡したいという希望でした。

  

  相談後：
  依頼者の想いを実現するために臨機応変に対応し完遂

  関係性も良好で問題ないかと思われましたが、その依頼者の長男さんは癌の末期で、手続きを終えるまでの時間が残されていない状況でした。
  ご自身が動けるうちに相続手続きを進め、後に残ってしまう奥様や息子たちに迷惑をかけたくないとの考えをお持ちでした。
  
  とはいえ体力的にも動きづらいということで、当事務所で戸籍取得や銀行・証券会社とのやり取り等を代行することで、ご自身で外部とやり取りする機会を最少にし、完了まで至りました。
  この方は手続き完了まで至った3ヵ月後にお亡くなりになり、奥様から依頼を受けその手続きもさせていただきました。
  専門家に依頼することで速やかに相続手続きを完了させることができ、さらにその後の相続手続きもお手伝いすることで、「奥様や息子たちに迷惑をかけたくない」という長男さんの希望を叶えることが出来ました。

• CASE 4 / 遺言作成

  

  相談前：
  収益不動産をたくさんのお持ちの方の遺言相談

  お父様が長男、次男に財産を分ける遺言書の作成についてのご相談でした。預貯金は3,000万円程で、財産の多くは収益不動産（土地貸、駐車場）です。土地の評価だけで約5億円ありました。 現在すべての不動産がお父様の名義で賃貸料や地代はすべてお父様に入ってきますが、金額も大きいため、お父様が亡くなられた時の分け方について、ご家族では判断ができず、アドバイスを求められました。

  

  相談後：
  シミュレーションを重ね最適な遺産分割案を定め、それをもとに遺言作成を行った

  現在お持ちの不動産は、固定資産税だけでも月に100万円以上はかかります。その分け方によって、収益はあるものの、固定資産税もかかるため、不公平が生じてはいけないというのが注意すべき点でした。
  また、相続税がかかる案件ですが、亡くなってから10ヶ月以内に公平な遺産分けを行うことは難しいと想定されるので、生前に道筋をつけておき、遺言書を作るご提案をしました。
  
  まずは財産内容の整理です。不動産ごとの評価と、月々の収益や固定資産税など収支の一覧表を作りました。お父様、長男さん、次男さんの3名でそれを見ながら、これを長男に、これを次男にといった具合に相続シミュレーションを何度も行いました。
  
  最終的に最適な分割案が定まり、公正証書として遺言を作成いたしました。

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