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弁護士に相談できることってなに?
なにを聞くべき?
どこを見たらいい?

相続において、税理士は「相続税」のこと、司法書士は「不動産(登記)」のこと、とご存じの方も多いと思いますが、「弁護士に相続の何を相談すべきだろう?」と具体的なイメージが持てない方もいらっしゃるかもしれません。
相続において弁護士が対応するのは主に「相続トラブル」が起きている、または今後起きる可能性が高いケースとなります。

このようなケースにおいては、弁護士が最適な相談役となります。相続トラブルを弁護士に相談する最大のメリットは、相続人同士の紛争解決や調停・裁判での代理交渉をおこなってくれる点です。
司法書士や税理士はあくまで中立の立場としての関わりしかできず、依頼者の代理人となることは弁護士にしかできません。
また相続トラブルを弁護士に相談することは、その他にも多くのメリットがあります。

とはいえ、様々な法律トラブルの中でも相続は「家族の問題」であり、世間体を気にして相談をためらう方もいらっしゃいます。
誰にもなかなか相談できず、「他の相続人との話し合いで疲弊してしまう」「本来もらえたはずの財産を失って後悔する」方も少なくありません。
特に遺留分侵害額請求には1年という期限もありますので、弁護士への相談に向けて一歩踏み出してみることをお勧めいたします。

弁護士の報酬の相場はどのくらい?

相続のトラブル・紛争解決を弁護士に相談したい、依頼したいと考えても「弁護士=報酬が高い」というイメージを持たれて、なかなか相談しづらいという方も少なくないでしょう。
弁護士への報酬は主に相談料、着手金、報奨金で成り立ちます。

つぐなびに掲載している事務所の多くは初回相談無料の事務所であり、相談料がかからないことがほとんどです。
また着手金は遺産額や案件の複雑さに応じて金額が上がるケースもありますので、詳細は相談して見積を出してもらうのがよいでしょう。
そして報奨金とは、相続人同士の紛争の解決時に得られた金額(これを経済的利益と言います)のことです。以下の表は、報酬金の相場になります。

例えば、弁護士に相続人同士の紛争解決を依頼し、今よりも1,000万円遺産が多くもらえたとしましょう。その際の計算方法は下記になります。

例)
着手金:20万円
報奨金:経済的利益1,000万円×10%+18万円=118万円
総報酬額:20万円+118万円=138万円

また紛争解決以外にも弁護士が主に請負う相続業務の相場は下記になりますので、こちらも参考にしてください。

*****

以上、「“相談する前に知っておきたい”相続に強い弁護士探しのポイント」をお伝えしました。
専門家探しにお役立ていただけますと幸いです。
あなたの希望に合った専門家に出会えることを願っています。

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業務内容

業務内容的にご相談いただいた事務所のみで対応できない場合もありますが、提携の士業と提携して対応させていただきます。直接的な対応業務や料金については事務所にお問い合わせください。
  • 税理士税理士
  • 弁護士弁護士
  • 司法書士司法書士
  • 行政書士行政書士
  • 弁護士法人法律事務所リンクス
    対応エリア:京都府

    • 京都府京都市下京区四条町347-1 CUBE西烏丸4階
    • 四条烏丸交差点より徒歩4分
    • 平日10:00〜17:00
    • 弁護士5名在籍
    • 相続相談実績180件
    • 着手金0円プランあり

    遺産相続に強い、京都の法律事務所。豊富な経験と深い知識を持つ弁護士が無料相談を実施し、依頼した場合の流れや費用(遺産分割・遺留分の「着手金0円」「費用後払い」)について分かりやすく説明します。よく説明を聞いた上で、依頼するかどうかを判断することが可能です。

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  • みつ葉法律事務所
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    • 京都府京都市中京区蛸薬師通烏丸西入橋弁慶町224 SOHO烏丸102
    • 四条駅、烏丸駅出口22番から徒歩4分
    • お電話でのご相談は、夜間、土日祝日も含め24時間365日、通話が可能な場合には、いつでもお受けしております
    • 正式な依頼まで何度でも無料相談が可能
    • 安心の料金システム、分割支払いにも対応
    • 丁寧なコミュニケーションと迅速な対応

    みつ葉法律事務所は、京都市中京区に事務所を構える相続問題に強い法律事務所です。これまでの実績をもとに、その方が置かれた状況での最善の解決策をともに考え、ご提案し、実現してまいります。

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  • 京都府に対応可能な相続に強い弁護士一覧

  • からんこえ法律事務所
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    • 宮城県仙台市青葉区一番町2丁目2-8 シエロ南町通6-2号室
    • 地下鉄東西線青葉通一番町駅から徒歩5分 あおば通駅から徒歩7分 仙台駅から徒歩8分
    • 平日 8:30〜17:30
    • 相続トラブルの円満解決実績が豊富
    • 30分のオンライン無料相談に対応
    • 地元の専門職と連携してバックアップ

    事務所の電話番号は【050-1867-4502】になります。からんこえ法律事務所は、仙台市青葉区に事務所を構える弁護士事務所です。地元の税理士や不動産会社などとも連携しており、あらゆる相続問題に対応可能です。ご依頼者様とのコミュニケーションを大切にし、精神的負担に配慮しながら、希

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  • ルート法律事務所
    対応エリア:京都府

    • 大阪府大阪市北区西天満3丁目14番16号 西天満パークビル3号館2階
    • 地下鉄谷町線・堺筋線南森町駅2番出口より徒歩5分・堺筋線北浜駅1番出口より徒歩7分・ 御堂筋線淀屋橋駅1番出口より徒歩10分・JR東西線大阪天満宮駅 3番出口より徒歩6分
    • 平日9:00~18:00 土日祝応相談
    • 調停委員経験者や女性弁護士など弁護士4名が在籍
    • 相続案件に長けた弁護士による初回30分無料相談
    • 大型案件や、不動産・有価証券を含む事案にも対応

    『オーダーメイドで最適な解決の道筋(ルート)を示す』ことを理念とする、相続に強い弁護士事務所。家事調停委員経験者や女性弁護士を含む、経験豊富な4名の弁護士の充実した体制を整えています。相続案件では希望や要望をじっくりと聞き、丁寧な説明を徹底しており、法律を依頼者の利益のために役立

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  • アリアンサ法律事務所
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    • 大阪府大阪市北区東天満2丁目9番4号千代田ビル東館5階E号室
    • 「大阪天満宮」 駅徒歩1分 「南森町」 駅徒歩1分
    • 平日9:00〜21:00
    • 相続トラブル年間相談実績100件以上
    • 相続税や手続きの問題も一貫して解決
    • 弁護士は大学講師経験を持つ民法のプロ

    年間相談実績100件以上の、相続問題に強い弁護士事務所です。代表弁護士は、大学で民法を教えていた実績があります。相続に関する幅広い知識と豊富な経験から、複雑化した相続における紛争解決への提案が可能です。相続トラブルを抱えている方はもちろん、誰にも相談できない相続に関する不安・疑問

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  • 弁護士法人グラス・オランジュ法律事務所
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    • 大阪府大阪市北区堂島2-1-31 京阪堂島ビル3F
    • ・阪神 梅田駅より徒歩8分 ・地下鉄四つ橋線 西梅田駅8番出口を出て、堂島地下街C-83出口より徒歩20秒 ・地下鉄御堂筋線 梅田駅より徒歩11分 ・JR大阪駅より徒歩7分 ・JR北新地駅より徒歩4分 ・京阪中之島線 渡邉橋駅より徒歩6分
    • 平日9:00〜17:00
    • 資格者がチームを組んで客観的かつ万全のサポート
    • 税理士、民事信託士など多種多様な資格者が在籍
    • さまざまな相続の問題に所内でワンストップ対応

    弁護士法人グラス・オランジュ法律事務所は、数多くの弁護士が在籍し、それぞれが得意分野を持って多くの相続問題を解決しています。司法書士の実務経験を有する弁護士、民事信託士資格を持つ弁護士、裁判所から相続財産管理人に任命されたことがある弁護士、税理士も在籍し、さまざまな相続問題にワン

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  • 堺鳳法律事務所
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    • 大阪府堺市西区鳳東町1丁19番地34 鳳レモンビル201号室
    • JR阪和線・鳳駅より徒歩1分
    • 平日9:00〜18:00 定休日:土日祝日 ※メールフォームは24時間受付。 ※オンライン面談(ZOOM等)によるご相談も可能です(相談料事前振込制)。詳細はお問い合わせください。 ※当日16時までにご予約いただいた場合は、18時以降のご相談も可能です。土曜日のご相談も、前営業日までにご予約いただいた場合に限り、可能です。
    • FP2級×宅建士 / 不動産の相続問題に強い
    • 相続相談実績年100件超
    • 堺鳳駅徒歩1分

    相続の中でも特に遺産相続に強みを持つ弁護士事務所。遺産分割に加えて遺留分侵害額請求、不当利得返還請求、さらには遺言書作成といった相続に関わる様々な手続きを、豊かな経験とノウハウでサポートします。

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  • 安藤誠一郎法律事務所
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    • 大阪府堺市堺区北⽡町⼀丁3番17号 堺東センタービル204
    • 南海⾼野線・堺東駅より徒歩約3分、南海本線・堺駅よりシャトルバスで10分→徒歩約2分
    • ⼀般事務:9:00〜12:00/13:00〜17:30 ※12:00〜13:00、17:30~は留守番電話による応対となります。 法律相談:9:30〜12:00/13:00〜21:00 ※夜間相談については、当⽇17:30までに電話にてご予約ください。
    • 弁護士歴19年以上のキャリアで様々な問題に対処
    • 初回相談無料・明朗な報酬体系・駅近などを用意
    • 相続のスタートとなる「相続調査」にも注力

    大阪府堺市を拠点に展開する、相続に強い弁護士事務所。代表は弁護士歴19年以上の豊富なキャリアがあり、大阪家庭裁判所調停員にも就任。経験値の高さがものをいう相続案件において、大きな強みとなっています。"弁護士に頼んだら何をしてくれるのか"を明確にし、一つ一つの案件に誠実に向き合う姿

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  • 入江・置田法律事務所
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    • 大阪府大阪市阿倍野区旭町1-2-7 あべのメディックスビル411
    • 天王寺駅から徒歩3分
    • 平日・土曜9:00〜20:00※夜間・土日の相談は応相談
    • 相続紛争案件だけでなく相続税申告にも対応
    • 年間100件超の相談件数と豊富な解決実績
    • 天王寺駅より徒歩3分、平日夜20時まで営業

    相続や遺産分割に関する相談件数は年間100件以上。相続紛争案件の豊富な実績と解決実績があり、税理士としての相続税の確定申告にも対応。

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  • みやこ法律事務所
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    • 大阪府大阪市中央区北浜三丁目2番24号北沢ビル802号
    • 梅田駅から御堂筋線 各駅停車なかもず行乗車、「淀屋橋」駅下車徒歩約3分
    • 平日:9:00 ~ 20:00 土日祝:9:00 ~ 20:00
    • 相続における「使途不明金」の解決をサポート
    • 遺言書に納得できない「遺言無効」の解決をサポート
    • 大阪で創業30年。関東からの依頼もある信頼の弁護士事務所

    みやこ法律事務所は、相続における使途不明金や遺言無効といった、相続に関する複雑や問題や難易度の高い問題を積極的にサポートしている弁護士事務所です。そのほか、遺言書の作成や遺産分割協議、遺留分減殺請求など幅広い相続手続きを迅速かつ適切に対応します。相続税の申告や納税手続きについても

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京都府の弁護士に関する情報

京都府の法律事務所の数

令和5年の弁護士事務所の数は54件です。相続関連の手続きを依頼をするには自宅から近い弁護士に依頼するのもありですが、相談内容によっては距離ではなくその事務所に所属する先生の経験や対応業務の範囲を基準に選ぶのが良いです。かといって遠い場所にある事務所に通うことが難しいのであればオンライン対応をしている弁護士事務所を検討するのもよいでしょう。

京都府の弁護士の人数

令和5年の最新情報によると日本全国における弁護士の登録人数は44,873人です。そのうち京都府での弁護士の人数は854人です。弁護士や弁護士事務所の数は増加傾向にあるため、弁護士に依頼しやすい環境になりつつあります。しかし、依頼先の選択肢も増えるため依頼する時は多くの弁護士から自分に合った弁護士を選んでいく必要があります。

京都府の弁護士に依頼できる内容・できない内容

弁護士は相続に関してどこまで依頼できる?

弁護士は法律に関わる手続き全般に対応することができるため相続手続きに関してほぼ全ての業務を受けることができます。その中でも得意としているのは、相続争いの解決と手続きの代行です。弁護士は相続争いが発生してしまった場合、依頼人の代理人となって交渉や手続きを行うことができますし、遺産分割審判・調停を法的知識によって有利に進めていくことができます。このように依頼人の代理人として手続きや話し合いを行うことは弁護士にしかできません。相続に疑問がある場合や相続争いが発生または発生しそうな場合は弁護士に相談してみることをおすすめします。

弁護士に相続関係で依頼できないことは?

弁護士に依頼できない内容はどのような業務でしょうか? 一般的な相続手続きや調査などは全て対応することができます。しかし「相続登記」「相続税申告」は弁護士では対応が難しいことが多いです。相続税申告はその弁護士が税理士登録を行っている場合には対応ができますが、基本的には税理士の業務は弁護士では対応できません。一方、弁護士は相続登記を行う権利をもっているのですが、この業務は司法書士に任せている場合が多く、弁護士事務所では相続登記を業務として取り扱うケースは少ないです。

弁護士に依頼した際の費用相場は?

相続の費用相場は?

下記に相続業務の報酬相場についてまとめました。相続は各家庭によって状況も変わりますので、下記の相場がそのまま当てはまらない場合もあります。ただ、これから相談先を探すうえで、ある程度の相場感を抑えておくことは大事なことですので、参考にしてみてください。
業務内容 報酬相場(税抜き)
相続人の調査
(戸籍謄本等の収集)
3~5万円程度
相続財産調査
(残高証明書等の収集)
3~5万円程度
相続放棄 1人につき5万円程度
遺産分割協議書作成 3~5万円程度
相続税の申告 遺産総額
■5,000万円未満
30~50万円程度

■5,000万円~1億円
50~100万円程度

■1億~2億円
100~200万円程度
不動産の名義変更 1申請につき5万~8万円程度
預貯金の解約払い戻し 1申請につき3万円程度
有価証券の名義変更 1申請につき3万円程度
相続人同士の紛争解決 着手金20~30万円程度
加えて報奨金を経済的利益に応じて計算

遺産分割を弁護士に依頼する場合、一般的には着手金と報酬金の費用体系を採用しています。経済的利益が大きくなるにつれ、費用も高くなる傾向があります。具体的な費用は事務所によって異なりますが、着手金については数十万円程度、報酬金については財産の総額や難易度などによって変動します。
最後の項目にある相続人同士の紛争解決を弁護士に依頼した際には、業務開始時に必要になる着手金と、解決時に得られた金額(これを経済的利益と言います)を加えたものが総報酬となります。
以下の表は、報酬金の相場になります。  
経済的利益の額 報酬金(税抜き)
300万円以下 16%
300万円~3,000万円 10%+18万円
3,000万円~3億円 6%+138万円
3億円 4%+738万円
相続税の申告 遺産総額
■5,000万円未満
30~50万円程度

■5,000万円~1億円
50~100万円程度

■1億~2億円
100~200万円程度
不動産の名義変更 1申請につき5万~8万円程度
預貯金の解約払い戻し 1申請につき3万円程度
有価証券の名義変更 1申請につき3万円程度
自動車の名義変更 1台につき3万円程度
相続人同士の紛争解決 着手金20~30万円程度
加えて報奨金を経済的利益に応じて計算
例えば、弁護士に相続人同士の紛争解決を依頼し、今よりも1,000万円遺産が多くもらえたとしましょう。その際の計算方法は下記になります。
例)着手金:20万円
報奨金:経済的利益1,000万円×10%+18万円=118万円
  総報酬額:20万円+118万円=138万円

遺産分割に関するトラブルや争いが発生すると、解決に必要な時間や労力が増えるため、費用も高額になる可能性があります。遺産分割を弁護士に依頼する場合は、事前に複数の事務所から見積もりを取り、費用や手続き内容を比較することが大切です。内容などによって費用が変わってくるため、事前に費用を確認することが大切です。 一般的な相場からどれくらい離れているのか?を考える際に「旧報酬規程」の表をここではご紹介します。
平成16年4月1日より廃止されている制度ではありますが、ここに記載されている表を基に費用を算出している弁護士事務所も多く、またこの表に比べて大きく金額が離れている事務所などは相場に比べて高い料金が設定されている可能性があるので一つの基準として参考にしてみてください。
(旧)日本弁護士連合会報酬等基準

相続に関する弁護士費用は相手に請求できる?

弁護士の費用は基本的には依頼した本人が払うことになります。相手に弁護士費用を請求することはできないので、弁護士選びの際には費用面までしっかりと考慮して選びましょう。
しかし、遺産整理業務で相続人が複数いる場合は全員で負担するなどのケースもあります(依頼人が相続人全員であること)

弁護士と司法書士の違いは?

司法書士は広い範囲で業務を依頼することができますが、特に相続登記(不動産の名義変更)を得意としています。しかし、相続争いの解決や相続税申告は司法書士の業務範囲外となるため、司法書士には依頼できません。 その場合、弁護士などの他の士業に新たに依頼し直すことになるので司法書士にその業務を依頼できるかを事前に調べるようにしましょう。
一方で弁護士は相続手続きに関してが全ての業務を依頼することができます(弁護士が税理士登録していない場合は相続税手続き不可)。特に相続争いの解決は得意としています。
本人同士の話合いでは相続争いが激化してしまうことが多く、裁判にまで発展してしまうことがあります。争いが複雑になる前に弁護士に依頼するのがいいでしょう。

弁護士に相続を依頼するメリット・デメリットは?

弁護士に相続を依頼するメリットは?

弁護士に依頼するメリットとして
メリット①:「本人の代理人として活動できること」他士業にはない最大のメリットといえます。
メリット②:必要な手続きをスムーズに期限内で進めてもらえる安心感
メリット③:書類作成・名義変更の簡単~複雑な手続きなど全般を任せられる
メリット④:多くの手間を省けるので時間・心理的負担を軽減できる
などがあげられます。

特に代理人として活動できるのは弁護士だけで、心理的不安から時間、手間まで多くのことを省けるのが特徴です。

弁護士に相続を依頼するデメリットは?

弁護士は幅広い業務に対応できるため、お金・時間を節約できて一見良い点だけのように見えます。
しかし、以下のようなデメリットもあるので依頼をする前に一度しっかりとその影響を考えてから弁護士に依頼するかどうかを考えることをおすすめいたします。
デメリット①:費用が高い
弁護士のデメリットは費用が高いということです。法律事務所により多少の差はあると思いますが総じて弁護士の報酬の相場はほかの士業に比べて高いといえます。
手間と時間を節約できますが、実際に受け取れる遺産の金額から逆算して考えてコストパフォーマンスが合うかは一度考えたほうが良いです。
費用を抑えるコツや事前の見積もりをしっかりとり、見積以外にかかるものはないかなど事前にできるかぎり確認をすませておくことをおすすめいたします。
デメリット②:相続に関する紛争が激化する可能性
弁護士はあくまでも依頼人を守り利益を最大化することが使命なので、争っている二人の人間関係を壊してしまうこともあり得ます。代理人に弁護士がついてしまった場合、これまでのような通常のコミュニケーションをとることができなくなってしまい段々疎遠な関係になってしまいます。

京都府の相続の実態

京都府の令和3年の遺産分割事件数

遺産分割事件というのは相続人同士で遺産分割の話し合いを行ったが意見が対立してしまい、解決することができず家庭裁判所に申し立てられた事件を指します。京都府における令和3年度の遺産分割事件の申し立ては280件でした。令和2年の302件と比べると12件減少しました。令和3年の遺産分割事件の全国平均は240件でしたので、京都府での遺産における揉め事の発生傾向は多いことがわかります。基本的に遺産分割事件は裁判所の判断を仰ぎ問題解決を目指すのですが、「遺産分割協議書」の作成や弁護士などの相続トラブル解決の専門家を交えた話合いで解決する可能性もあります。

京都府の家庭裁判所における令和3年遺言書の検認件数は?

遺言書を保管しているまたは発見した相続人は、遺言者が亡くなったあと速やかに遺言書の検認請求を家庭裁判所で行う必要があります。令和3年の京都府での遺言書検認請求(家庭裁判所)の件数は550件でした。 しかし、この遺言書検認請求の数と28,316件という令和3年度の京都府での死亡者数を比べると、遺言書制度を知っていても、実際に遺言書を作成する人がとても少ないことがわかります。遺言書は相続トラブルの発生を防ぐための1つの生前対策ですので問題が起こる可能性がある場合や相続問題が不安な方は遺言書作成をおすすめします。

参照データ:裁判所『令和3年 司法統計年報』,裁判所『令和2年 司法統計年報』

相続を無料で相談できるところはある??

いきなりお金を払って依頼をすることに抵抗を感じている方には、以下にまとめた無料相談ができる場所で自分がいまどういった状況に置かれているか?を法的な観点からアドバイスしてもらうといいでしょう。 ■法テラス 法テラスでは弁護士・司法書士等による口頭での法的助言とし、一回の相談時間は30分程度を目安として無料相談に乗ってくれる制度があります。相談の結果、依頼したい場合は次のステップに進むことができ、相談だけで終わっても、もちろん問題ありません。 ただし、相談するには一定の条件(収入等が一定以下である)があります。 法テラス・無料相談サポート ■区役所・市役所などの法律相談所 対応は自治体によって異なりますが、30分程度の無料相談ができるところが多いです。時間や曜日が決まっているところが多く、予約か先着かは自治体によって大きく異なります。一度ご自身のお住まいの自治体の対応を確認してみることをお勧めします。 ■士業事務所の無料相談を利用してみる 事務所によっては初回の相談を無料でしてくれる事務所が多数あります。直接事務所にいくことが難しくてもオンラインでの対応などをしている事務所も多数あります。 経験値豊富な先生が在籍している事務所も多数あり、安心して相談することができます。

弁護士を選ぶ時のポイントは?

・専門家の主な担当分野を把握すること 相続のサポートをしてくれる専門家は複数資格ありますが、それぞれ主な担当分野があります。 弁護士は相続トラブルの解決で、行政書士・司法書士は主に相続の手続き全般(司法書士は特に不動産の手続き)が担当分野です。 税理士は相続税申告や相続税対策。 まずはあなたの主な相談事項が何に該当するかで探すべき専門家の種類を絞りましょう。 ・相続の全体像を踏まえた提案ができるか 上で挙げたように専門家には主な担当分野があり、他の専門家の担当分野にも配慮ができるかで、相続手続き全体が円滑に運ぶかどうかが決まってきます。 あなたが依頼したい内容や気になっていること"以外"まで、今置かれている相続の状況を正しく整理してくれ、自身の業務範囲で何ができるか、他の専門家も協力して何ができるか、相続の全体像を踏まえた提案ができる専門家は信頼がおけるでしょう。 ・話を親身に聞いてくれ、理解するまで丁寧に話してくれるか 遺産相続はお金の問題、人間関係の問題、心の問題といった数多くの問題が絡み合った分野であり、相談者に寄り添ったオーダーメイドな提案が求められます。 そのため、あなたが「この人には安心して相談できる」と思えるような方でないと、根本的な悩みの解決は難しいでしょう。 また相続は複雑で専門用語も多いため、一般の方にでも易しい言葉づかいで理解できるまで、丁寧に説明をしてくれる専門家が相談には適しています。 ・(特に複雑な)相続の実績が豊富かどうか 解決件数が多いほど、相続業務におけるノウハウを蓄積できていると考えられます。 また相続はなにかとアクシデントに見舞われがちな分野です。 こうした『複雑なケース』の経験が豊富な専門家が良いでしょう。 事務所ページに掲載されている解決事例にあなたの状況と近しい事例が掲載されていれば、より安心して相談できます。 ・料金や事前見積もりの内容が明瞭であるか 事務所ページに掲載されている料金体系が明瞭であると、相談前にある程度依頼内容と依頼時にかかる料金のイメージがつきやすく安心です。 また、相談時に依頼した場合の事前見積もりを出してくれるかどうか、その見積もりから金額が上下する条件まで詳しく説明があれば、料金面で不満を抱えることはないでしょう。

京都府の相続に関連する公的機関の情報

公証役場に関連した相続情報

日常生活では全く関わることのない公証役場ですが、相続となるといくつか関わる機会が出てきます。例えば、公正証書遺言、任意後見契約、家族信託契約、死後事務委任契約などで公証役場にお世話になります。公証役場は生前に準備する相続に関係する書類や契約に信頼性を持たせることができる役場です。特に公証役場で作成と保管ができる公正証書遺言は公証人の立ち合いのもとで作成されるので信頼性の高い遺言書となり後の相続争いを防ぐことができます。

京都公証人合同役場:〒604-8187京都市中京区東洞院通御池下る笹屋町436-2 シカタディスビル5階

法テラスに関連した相続情報

法テラスとは正式名称を日本司法支援センターといい、日常的に起こる法的トラブルの解決のために国によって設立された機関です。相続問題も法的トラブルに含まれており、法テラスで無料の相続相談や事務所の紹介をしてもらえたりします。また法テラスでは弁護士、司法書士の費用問題を解決するため費用の立替制度を用意しています。この制度を利用するにはいくつかの条件がありますが、相続問題の弁護士、司法書士費用で心配がある場合は一度法テラスで相談をしてみることをおすすめします。

法テラス京都:〒604-8187 京都市中京区御池通東洞院西入る笹屋町435 京都御池第一生命ビルディング3F

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「つぐなび」の運営は、1970年創業の株式会社船井総研ホールディングス(東証1部上場、証券コード:9757)の経営コンサルティング事業を担う株式会社船井総合研究所が行っています。…もっと見る

船井総合研究所は、相続分野において700事務所にものぼる全国の弁護士・税理士・司法書士といった士業事務所のコンサルティングを行っており、その長年のノウハウをもとに「つぐなび」を2020年に開設いたしました。
現在、全国的に高齢人口の急速な増加を続けており、総人口は減少していく一方で、高齢者人口は2040年まで増え続けると予測されています。それに伴い、相続財産をめぐるトラブルも増加、複雑化していることが喫緊の課題となっており、さらに、問題を未然に防ぐための遺言や民事信託などの生前対策のニーズも年々高まっています。 「つぐなび」では、相続でお困りの皆様が、相続の”プロ”である専門家と一緒に相続の課題解決をしていけるようサポートいたします。

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