新潟・上越の相続を「自ら動いて解決する税理士でいたい」
~訪問相談・銀行連携で家族の絆を支える~

ソレイユ相続相談室 上越相談室の角張純税理士は、ソフトウェア開発会社の経理という異色の経歴から、地元上越へUターンし税理士へと転身しました。
以来、地域に根ざし、豊富な実務経験から「家族関係を踏まえることが先決、税金の話は後からでも大丈夫」とのスタンスで、数多くの相続に伴走してきました。
新聞でのコラム連載は12年を超え、銀行からも厚い信頼を寄せられる角張税理士に、相続に対する想いとサポートについて伺いました。
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「故郷・上越で貢献したい」
リーマンショックを機に相続の道へ
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――先生のこれまでのご経歴と、税理士として地元・上越に戻られた経緯についてお聞かせください。
大学卒業後、横浜のソフトウェア開発会社で経理を担当していましたが、リーマンショックがすべてを変えました。
当時は会社が大手の子会社になり、今の仕事もいつまで続けられるかわからない状況でした。
「一人息子の長男だから、いつかは上越に帰らなければ」という気持ちがずっとありましたが、大きなきっかけがないと、踏ん切りがつかないものです。
故郷への想いを胸に、働きながら税理士資格を取得しました。
その後、税理士法人共同会計社に入所し、上越事務所の立ち上げを任せてもらうことになりました。
――角張先生が相続において特に大切にされていることは何でしょうか?
相続のご相談にいらっしゃる方に、私はよく『税金の話は後回しでいいんです』とお伝えします。
もちろん、税金の計算や申告は私たちの重要な仕事ですが、亡くなられた方がどんな想いを託したのか、残されたご家族がどうすれば円満に未来へ進めるかがまずは大事なことだとお話します。
――これまでに印象に残っているケースはありますでしょうか?
以前、ご主人が亡くなられたお宅で、押入れから現金1億円が出てきたことがありました。
奥様は淋しさもありながらも「私は、夫が亡くなった後も1人でしっかり生きていくためにも、夫に内緒で600万円をコツコツ貯めたのよ」と私に話してくださっていたので、1億円の現金を見た途端、「私のこれまでの苦労は何だったの!」と、それはもう大変な剣幕でした。
相続というのは、まさに人生の総決算です。
だからこそ、数字だけでは割り切れない感情や背景に、しっかりと目を向ける必要があります。
最終的にそのお金は家族みんなで分け、一部のお金でご自宅をバリアフリーに建て替え、奥様も心から喜んでくださいました。
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新潟・上越の相続問題を自ら動いて解決!
銀行からも厚い信頼
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――相続が発生したお客様とはどのように向き合っているのでしょうか?
相続で揉めるのは、相続そのものが原因なのではなく、もともとご家族間の関係で何かしらのわだかまりがあったり、コミュニケーションが不足していたりする場合がほとんどです。
相続は、それが表面化するきっかけに過ぎません。だからこそ、生前の準備や家族間の対話の重要性を、常々お伝えしています。
それでも、いざ相続が発生すれば、不安や戸惑いは尽きないものですから、「長野県内、新潟県内であれば、いつでも駆けつけます。」とお伝えしています。
ご高齢で移動が難しい方もいらっしゃいますから、専門家にすぐに相談できるというだけで、気持ちが楽になることもあるはずです。
――訪問で相談に乗っていただけるのは、地域の方にとっては助かりますね。
銀行の方と一緒に、お客様のお宅へ伺うことも日常的です。どうすればお客様に心を開いていただき、本音でお話しいただけるか。私にとっては、毎回が真剣勝負です。
どんなご相談であっても、最終的に皆様に笑顔でお帰りになっていただくこと。それが、私にとって何よりの喜びです。

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上越で12年超の新聞連載。
新潟の相続を見守る「安心への第一歩」
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――新聞で12年以上もコラムを連載されているそうですね。
読売新聞の上越版で、12年以上にわたり相続に関するコラムの連載を続けています。
以前、ある方が「父が亡くなる前に、いつも先生の記事を読んでいて、“何かあったら、この先生に相談しろ”と言っていたんです」と事務所を訪ねてくださったことがありました。
連載を書き続けて良かったと、心から思えた瞬間でしたね。
なぜ情報発信に力を入れるかというと、例えば、お父様が亡くなられた後に出てきた遺言書に、ご家族の誰も知らない専門家が遺言執行者として指定されている、というケースがあります。
残されたご家族は、『この方に連絡を取らなければいけないの?』と途方に暮れてしまう。もし生前に一言、『この先生に万事お願いしてあるから』と伝えておくだけで、ご家族の負担は大きく減るはずです。
そうした方々が安心して次のステップに進めるよう、少しでもお役に立てればという想いで情報発信を続けています。
――最後に、相続に悩む方へのアドバイスをお願いします。
相続はどのご家庭にも起こりうることですから、一人で難しく考える必要はありません。『ちょっと話を聞いてみようかな』というくらいの、本当に気軽な気持ちでご相談いただければと思います。
面倒な手続きや、複雑に思えることも、私たちにお任せください。皆様の相続に関するあらゆる不安を解消し、安心への第一歩を踏み出すお手伝いを、全力でさせていただきます。
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ソレイユ相続相談室では、60年超の実績と、松本・小杉・上越・長野の各拠点に在籍する税理士・行政書士・相続コーディネーターの専門性を活かし、相続に関わる税務、不動産、家族信託、遺言など複雑に絡み合う問題を、チーム一丸となって解決いたします。
一人ひとりの相続に誠実に向き合い、どのようなお話でも丁寧に耳を傾け、お客様にとって最適な解決策をご提案いたします。
初回相談60分は無料ですので、相続について少しでも不安や疑問があれば、今すぐご相談ください。
(ライター・荻野光希)
