愛媛県の相続に強い税理士一覧

愛媛県の相続に強い税理士 : 1件

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松山市の概要


松山市の人口


松山市の令和 2 年 1 月 1 日現在の推計人口は 508,912 人、令和 2 年 12 月 31 日現在では 507,085 人となりました。なお、この 1 年間で 1,827 人の減少となっています。この人口減少の要因としては、自然動態で2,255 人の減少、社会動態では428人の増加となっています。一方で、人口増加の推移では、人口増加数は昭和 50 年から低下傾向にあり、令和 2 年は 1,827 人の減少となっています。

 

松山市の出生数


令和2年の松山市の人口動態によると、令和2年は最も少ない3,428人とななり、最少数となっています。もともと出生数は昭和49年の6,685人をピークに下降傾向にあります。また、出生率も過去最低を記録し、人口千人当たりでは6.74となりました。出生者数を月別にみると、最も多い月は4月の314人で、次いで8月の303人と続き、最も少ない月は2月の247人となりました。

 

松山市の死亡数


令和 2 年の死亡者数は 5,683人となり、前年と比べると 33 人の減少となりました。また、人口千人当たりの死亡者数は11.17 となりました。死亡者数を月別に見ると、最も多い月は 1 月の639人であり、次いで3月の 521人、次いで12月の496人と続いた。一方で、最も少ない月は8月の406人となっています。

 

松山市の転入数・転入数


令和 2 年の松山市の転入者数は15,424 人(転入 14,909 人,その他 515 人)となりました。一方、同年令和2年の松山市の転出者数は、14,996 人(転出 14,791 人,その他 205 人)となりました。

令和 2 年の転出入者数を月別でみると、転入者が転出者を上回ったのは、4 月、5 月、6 月、8 月、9 月、10 月、11 月、そして 12 月でした。転出入者を合わせた移動者が最も多い月は 3 月の6,878人で、反対最も少ない月は 5 月で1,329 人でした。

また、都道府県別移動で見ると、令和 2 年の松山市の転出入者は 29,700 人(転入者 14,909 人,転出者 14,791 人)で 118 人の転入超過となりました。この転出入者の転入元・転出先を全国7地方(北海道・東北,関東,中部,近畿,中国,四国,九州)および海外でみると,最も転出入の多い地域は四国地方の 14,151 人(転入者 7,759 人,転出者 6,392 人)で、全転出入者の 47.6%を占めています。四国以外では,関東の転出入者が 4,260 人と最も多く,次いで近畿 3,654 人,次いで中国 3,339 人となりました。都道府県別では,四国以外の都道府県で東京都の転出入者が 2,140 人と最も多く,次いで広島県が 1,789人,大阪府が 1,610 人となっています。いずれも転入者より転出者の方が多く,特に東京都に関しては414人の転出超過となっており全都道府県の中でも最多の転出超過数となりました。

 

松山市の相続事情


松山市の地価情報


令和2年地価公示の概要によると、松山市の全用途平均の変動率は+0.3%となり、11年ぶりに下落から上昇に転じた昨年に引き続きいて地価はやや上昇傾向にあります。用途別で見てみると、住宅地は横ばい、商業地は0.8%増でやや上昇しています。住宅地では、マンション用地や優良住宅地域で安定して上昇が見られるほか、地価下落による値頃感などから中心部や利便性の高い幹線道路を有する南部の人気住宅地域にも引き続き上昇がみられる結果となっています。このほか、横ばいの地点も中心部から外縁部へとやや範囲が広がり、全体の変動率は昨年の0.2%減から横ばいとなっています。商業地は、中心部商業地域の宿泊施設建設の増加や市街地再開発への期待感等を背景に需要回復傾向にあり、地価上昇地点数が昨年の23地点から26地点へ増加し、中心部外縁も上昇が続いています。

 

愛媛県における相続事情


愛媛県における死亡者数の推移


平成28年の人口動態統計によると、平成28年における愛媛県の死亡数は17,734人。前年と比較すると149人増加し、人口千対の死亡率は13.0となり、前年を0.2上回っています。全国平均と比較すると2.5高い結果となり、都道府県別では12位となりました。四国内で見ると、高知県、徳島県についで3番目に高い率となっています。
死因順位は、1位「悪性新生物」、2位「心疾患」、3位「肺炎」です。悪性新生物部位別死亡数を見ると、平成28年は「気管・気管支及び肺」が最も多く906人、2位が「胃」585人となっています。

 

愛媛県の死亡者のうち相続税申告の対象になった人の数


令和元年分の被相続人数(死亡者数)は18,281人で、前年比100.4%でした。うち、相続税の申告書の提出に係る被相続人数は1,190人で、前年比101.4%という結果になっています。

 

愛媛県で相続税申告の対象になった被相続人の相続税課税価格および税額


愛媛県の相続税の課税価格の総額は1375億8500万円で、前年対比79.2%となりました。申告税額の総額は117億7600万円で、前年対比31.6%という結果になっています。

 

愛媛県および徳島県、高知県を合わせた相続財産の金額


愛媛県および愛媛県、高知県を合わせた令和元年分の相続財産の金額の構成比は、土地が1,145億円、家屋が228億円、有価証券641億円、現金・預貯金等で1,644億円、その他が537億円となっており、合計額としては4,195億円となっています。

 

愛媛県および徳島県、高知県を合わせた被相続人の相続財産の内訳


愛媛県および愛媛県、高知県を合わせた令和元年分の相続財産のうち、令和元年分の内訳は、現金や預貯金が39.2%、土地が27.3%、有価証券が15.3%、家屋が5.4%、その他が12.8%となっています。

 

愛媛県の地価


令和2年の愛媛県の公示価格を見ると、地価動向を前年の地価と対比した平均変動率では、愛媛県の地価は引き続き下落傾向で、平成5年以降28年連続で下落となっています。全用途平均では0.7%減となっており、下落幅は昨年とほぼ同じとなっています。用途別に見ると、住宅地が0.8%減となり平成10年以降23年連続の下落を記録しています。令和2年地価公示平均価格は53,200円/㎡となっています。商業地も0.6%減で、平成5年以降28年連続下落。平均価格は114,700円/㎡。なお、上昇地点は昨年の38地点から39地点と増加しています。
地域別にみると、全用途平均では17市町のうち松山市のみが昨年に引き続きやや上昇し、全用途平均変動率が0.3%増となっています。松山市以外の全ての市町は下落していて、最も下落した市町は大洲市でした。松山市は11年ぶりに上昇に転じた昨年に続いて地価が上昇しています。松山市の住宅地は横ばいですが、商業地は0.8%増。住宅地は、マンション用地や優良住宅地域で安定した上昇が見られています。松山市の商業地は、中心部商業地域の宿泊施設建設の増加や市街地再開発への期待感などを背景に需要回復傾向が見られるとのことで、地価上昇地点数が昨年の23地点から26地点へ増加しています。

 

愛媛県の平均賃金


厚生労働省の令和元年「毎月勤労統計調査」結果の「都道府県、性、主な産業別賃金及び産業計の年齢・勤続年数」データを見ていくと、愛媛県の調査対象の平均年齢が43.9歳、勤続年数は12.2年、賃金259,800円となっています。男女別にみると、男性の調査対象の平均年齢が44.0歳、勤続年数13.8年、賃金290,100円、一方女性は42.9歳、勤続年数10.3年、賃金229,100円という結果になりました。

 

「相続」と一口に言ってもさまざま。どんな手続きがある?


「相続」と一言で言っても、相続に関する手続きはさまざまあります。
相続財産の種類や額に応じて、また遺言の有無に応じてケースバイケースで相続手続きが必要になります。代表的な相続手続きに、相続税(申告)、相続登記(不動産の相続)、相続放棄、遺産分割、遺言、遺留分、成年後見、家族信託といったものがあります。

 

相続税(相続税申告)


相続税とは、その人(被相続人)が亡くなったときに、その被相続人が残した財産を相続人が受け取る際にかかる税金です。
相続税の申告書の提出は、被相続人の住所地を管轄する税務署で行うこととなります。提出期限は、相続が開始したことを知った日の翌日から10カ月以内と定められています。相続税の納付は原則として一括納付となります。なお、相続によって財産を取得した場合でも、全ての人に相続税申告の必要があるわけではなく、相続する財産の総額が基礎控除以下のケースは相続税申告が不要となります。相続税の基礎控除は「3,000万円+(600万円×法定相続人の数)」となっています。基礎控除は法定相続人の人数によって変動しますが、法定相続人が1人の場合で基礎控除額が3,600万円のため、遺産総額が3,600万円以下なら相続税の申告・納税は必要ありません。

 

相続登記


相続登記とは、被相続人が亡くなったことによって、所有していた建物や土地など不動産の名義を、相続人の名義に変更する手続きを指します。相続登記の手続きを行うことはもともと法的に義務ではありませんでした。ただし、2021年02月現在では法制審議会(法務大臣の諮問機関)は、民法及び不動産登記法の改正の要綱案を総会で議決し、法務大臣に答申しました。今国会で関連法案が提出される見通しです。成立すると新不動産登記法が施行されて義務化後の運用が始まります。義務化に伴う罰則についてもまだ確定ではありませんが、「取得から3年以内に申請しなければ10万円の過料」とする案があります。ただし一律で過料に処されるわけではなく、何らかの「登記できなかった正当な理由」があれば免除される予定となっています。

 

相続放棄


相続放棄は、亡くなった人が保有する財産と権利義務について、法律で定められる相続人の取り分を放棄する手続きです。わざわざ受け取る権利がある遺産を受け取らないという相続放棄の最大のメリットは、相続財産に含まれる債務を相続しなくて済む、という点です。亡くなった人(被相続人)が生前に借金や損害賠償義務を持っている場合、相続放棄をするケースが多いです。ただしデメリットもあり、相続放棄は「すべての財産」を放棄することを指すため、一度相続放棄をしてしまうと、引き継ぎたくない負の財産に限らず預貯金や不動産などプラスの財産もすべて放棄することになるため注意が必要です。
相続放棄をするためには、相続人本人が家庭裁判所での手続き(申述といいます)を行い、遺産状況等について審理を経なければなりませんが、「実は負債を上回る財産があった」と後日判明しても、それを相続人として承継することはできません。また、相続放棄によって相続権を失ったことで宙に浮いた取り分(法定相続分)は放棄しなかった他の相続人へと移転することになります。つまり、負債から解放されることを目的に放棄する場合には全相続人が一斉に家庭裁判所で手続きをする必要があります。

 

遺産分割


遺産分割とは、被相続人の相続財産を相続権のある各相続人で分け合うことを言います。法律では「誰が相続人になるか」は決まっていますが、「誰がどの遺産を受け取るか」までは決まっていません。したがって、相続人同士が話し合うことを通じて各自の取得分を決める必要があります。
なお、遺産分割には期限がありません。ただし「相続税の申告納税期限」に注意が必要です。相続税は「相続開始を知ってから10カ月以内」に申告および納税しなければなりません。したがって、そのときまでに遺産分割が完了している必要があります。
相続財産には現金のように分配しやすいものもありますが、相続財産の中には不動産のように簡単に分割ができない種類の財産もあります。そうした財産ももちろん相続の対象になるため、遺産分割で分けなければなりません。そうした分けづらい相続財産もあるため、現物分割、換価分割、代償分割、共有(分割)という4種類の遺産分割方法があります。
また、遺産分割は相続人間で争族に発展しまう可能性をはらんでおり、話し合いで解決しない場合には裁判所に持ち込んで遺産分割調停や遺産分割審判に発展するケースもあります。

 

遺言


生前から死後に向けて意思を伝える行為を、広く一般に「遺言」と呼びます。しかし、ひとくちに「遺言」と言っても意味にブレがあります。相続をテーマに考える上で、まずは用語の理解を押さえましょう。そもそも「遺言」という用語は、その行為に法的効力があるかどうかで読みが変わります。日常会話で用いられるときは「ゆいごん」ですが、法律的な文脈で用いられる際は「いごん」と読むのが正解です。相続と関わりの深い「遺言」(いごん)は法律行為であり、特定の内容について民法のルールに沿った方法で書面化されることで効力を生じます。

 

遺留分


遺留分とは、相続人(相続する人)が最低限相続することができる財産の割合を指します。ただし、基本的には被相続人(相続財産を残して亡くなった人)の意思が尊重されるため、遺言書に書かれた内容が優先されることとなります。遺言書に「全ての財産を愛人に渡す」と記載されていた場合には、残された家族などの生活が困難になってしまうといったことが発生してしまい、そうした場合でも最低限相続できる財産を保証することを民法で規定しています。この最低限相続できる財産割合のことを「遺留分」と呼びます。なお、遺留分が保証されている方は、被相続人の「配偶者」「子供」「父母」までです。つまり、被相続人の兄弟姉妹は、遺留分はありません。

 

成年後見


成年後見とは、判断能力が不十分なために契約の法的行為を行うことが難しい人のために、特定の人物を後見人として立て、契約の締結や財産の管理を代行することによって本人の保護を図るという制度です。両親のためのほか、自身の老後のため、また認知症に備えるために行う人が多いです。法定後見制度と任意後見制度の2種類があります。2つの成年後見制度の最も大きな違いは、①後見人を選ぶタイミングと、②本人が直接選べるかどうかです。法定後見制度では、本人の判断能力が低下したときに家庭裁判所が後見人を選定する一方、任意後見制度では、本人の判断能力が低下する前に本人が後見人を選定します。

 

家族信託


家族信託とは、「受託者を委託者の家族とする民事信託」を指します。ただし「家族信託=受託者を委託者の家族とする民事信託」とは言い切れない点にも注意が必要です。認知症対策の一環としても注目されている手法で、成年後見と似ています。家族信託は「認知症への備え」や「生前からの財産の承継」等を目的とすることが多いようですが、成年後見制度は「判断能力が衰えた人を援助するための制度」です。また、財産の管理等を行う人のことを、家族信託では受託者、成年後見制度では後見人と呼びますが、家族信託の受託者は、信託財産の管理と処分を行うのみで、身上監護権(老人ホームの入居契約など、生活全般に関する法律行為を行う権利)がありません。また、受託者を監督する信託監督人などは、任意で設定することになります。さらに、財産の処分方法についても家族信託と成年後見とでは異なります。
家族信託の受託者は、受託者の責任において、目的の範囲内で自由に運用や処分をすることができます。不動産の処分であっても、登記上の受託者が便宜上の所有者として取引を行うことができます。
一方、成年後見制度の後見人は、本人(被後見人)のための行為でなければなりません。原則として、財産を維持しながら本人のためにのみ支出すること(または、扶養義務者への支出)だけが認められています。そのため、積極的な運用や、本人にメリットのない売却をすることができないのはもちろん、財産の減少につながる生前贈与もできません。

 

贈与税


生前贈与によって財産をもらった個人にかかる税金を贈与税といいます。あくまでも、受け取った側にかかる税金であり、渡した側にかかる税金ではありません。贈与税の課税の方法としては、納税者の選択により「暦年贈与課税」といわれるオーソドックスな贈与税と、一定の要件を満たした場合に選択できる「相続時精算課税」という2通りの方法があります。なお、贈与税には非課税となる枠があり、会社(法人)から財産をもらった場合、親から子への学費、生活費など扶養義務者から受ける財産で通常必要と認められるもの、個人からの香典、お中元などの贈答、お祝いやお見舞いとしてもらった金品で世間的に見て妥当な金額であるもの、父母や祖父母から受けた住宅取得資金、教育資金、結婚子育て資金で一定の要件を満たすものには贈与税がかかりません。

 

手続きによっては自分でもできるが、士業にお願いすると良い


さまざまな相続手続きを紹介しましたが、士業に依頼をしなくても自分で進めることができるものもあります。例えば相続登記の手続きや相続税申告は自分で行うことができます。ただし、後述のように、どのような手続きであっても士業に依頼するに越したことはありません。例えば相続税申告は、相続税に強い税理士でないと書類を完璧に作り上げて提出することは不可能に近いです。書類に不備があることも多く、税理士にお願いするべきでしょう。また、相続人同士が揉めてしまうことも相続においては往々にあります。話し合いで解決しない場合には遺産分割調停や遺産分割審判にまで発展する可能性があります。こうなってしまうと、当事者同士では話が進まないことも多く、裁判になってしまうと必要となる法的書類も非常に多く複雑になってきます。遺産分割や遺留分で相続人同士の仲が悪いといった状況ではなるべく早く弁護士にご依頼するに越したことはありません。

 

相続における税理士の主領域


相続における税理士の主領域や相続税申告です。税理士であれば相続税申告を業務として行うことができますが、相続税に強い税理士に依頼すると安心です。

 

相続税申告の概要


相続税は、財産を所有している被相続人が死亡した際に、遺された財産を受け継ぐ相続人に課税される税金です。相続税申告とは、相続税の申告書を税務署に提出する手続きを指します。申告書の提出先は、被相続人の住所地を管轄する税務署となります。また、提出期限は、相続が開始したことを知った日の翌日から10カ月以内です。また、相続税の申告書の提出期限までに納税する必要があるとされています。納付は原則として一括納付です。もし一括納付が困難な理由がある場合は、相続税の申告期限の10カ月以内に「延納申請書」「金銭納付を困難とする理由書」「担保目録及び担保提供書」を提出する必要があります。
なお、相続税申告には、遅れてしまうとペナルティがあります。相続税の申告・納付が必要にもかかわらず、10カ月以内に行わなかった場合、「無申告」となり、相続税以外に「無申告加算税」「延滞税」「過少申告加算税」などの罰則の税金を納めることになる場合があります。無申告加算税は、相続税の申告期限内に相続税の申告を行わなかった場合に課される税金です。申告期限後に自身で期限後申告をした際に、5%の無申告加算税が課されます。もし、税務調査によって期限後申告が必要となったら、納税額のうち50万円までの部分には15%、50万円を超える部分には20%の無申告加算税が課されます。300万円の相続税を納める必要があった人が無申告だったとすると、無申告加算税は15万円、税務調査による期限後申告だと無申告加算税は57万5,000円となります。第二に、延滞税は、①無申告のケース(申告・納税期限までに申告・納税を行っていないケース)、②期限後申告もしくは修正申告によって納付する税金があるケース、③更正または決定の処分を受けており、納付する税金があるケースで発生します。延滞税は、納付期限の翌日から2カ月以内であれば原則として年7.3%、2カ月を経過した日以後は原則として年14.6%が課されます。最後の過少申告加算税とは無申告の場合には発生しない税金ですが、期限内に相続税の申告書を提出し、相続税の期限内に納付したけれど、本来の納税額よりも少なかった場合に課される税金です。税務署から納税額が少ないことを指摘されて修正申告した場合には、その納税額(不足額)に対して10%の税率が課税されます。ただし、新たに納める税金が当初の申告納税額と50万円とのいずれか多い金額を超えている場合、その超えている部分については15%になります。
また、すべての人に相続税申告の必要があるわけではありません。遺産総額が基礎控除以下のケースでは相続税申告が不要となります。相続税の基礎控除は「3,000万円+(600万円×法定相続人の数)」で、基礎控除は法定相続人の人数によって変動しますが、法定相続人が1人の場合で基礎控除額が3,600万円のため、遺産総額が3,600万円以下なら相続税の申告・納税は必要ありません。
また、相続税の対象になる財産については、被相続人が所有していた財産が基本的にはすべて相続財産になり、課税対象となります。相続財産には現預貯金や不動産といったプラスの財産に加え、借金や住宅ローンといったマイナスの財産も含まれます。

 

相続税申告をしないといけない場合には税理士に依頼するほうがよい


相続税申告を税理士に依頼することなく一人で実施することは可能です。ただし、相続税申告を自身で行う場合に必ず認識しておくべきことが、2つのリスクがあるという点です。一つ目のリスクは、相続税額が高くなる可能性が高いということです。相続税の計算は財産評価の集計でもあります。特に相続財産に不動産がある場合は、正しい評価方法を理解し、正しく評価額を下げることで相続税を抑えることが可能になります。また、評価方法以外にも、二次相続を想定した遺産分割の方法や相続税を抑えることができる特例など知識や経験がないと判断が難しいことがたくさんあります。
リスク2つ目は、税務調査の対象になる可能性が高いという点です。相続税の申告書には税理士が署名捺印する欄が設けられています。税理士に依頼せず、自身で相続税の申告を行った場合、この欄が空欄となります。
専門家である税理士が作成している書類ではないということは、計算ミスや判断ミス、計上漏れなどが無いとは言い切れません。つまり、間違いがある可能性が高いという判断になり、それだけで税務調査(又は税務指導)の対象となる可能性が非常に高くなります。
税理士に依頼することで、正しい評価方法で財産の評価を行ってもらうことができ、相続税を抑えるための特例なども効果的に適用させることが可能です。

 

相続税申告において税理士を選ぶポイント


上述のように、相続税申告を税理士への依頼なく行うことはできますが、専門的な計算が必要になったり、書類に誤りがあったりすると税務調査の対象になったりしてしまうことも少なくありません。そのほか、相続に詳しい税理士に依頼することによって、土地や不動産の評価を正しく行うができるほか、相続税の節税のための特例なども受けられる可能性があります。
相続に強い税理士の目安として、「相続税の申告実績年間100件以上」または「相続税務調査率3%以下」があります。特に税務調査率の低さは、不備なく正しく相続税申告を実施できている一つの実績のため、これがある場合には「相続税申告に強い税理士」として考えてよいでしょう。

「つぐなび」の運営は、1970年創業の株式会社船井総研ホールディングス(東証1部上場、証券コード:9757)の経営コンサルティング事業を担う株式会社船井総合研究所が行っています。…もっと見る

船井総合研究所は、相続分野において700事務所にものぼる全国の弁護士・税理士・司法書士といった士業事務所のコンサルティングを行っており、その長年のノウハウをもとに「つぐなび」を2020年に開設いたしました。
現在、全国的に高齢人口の急速な増加を続けており、総人口は減少していく一方で、高齢者人口は2040年まで増え続けると予測されています。それに伴い、相続財産をめぐるトラブルも増加、複雑化していることが喫緊の課題となっており、さらに、問題を未然に防ぐための遺言や民事信託などの生前対策のニーズも年々高まっています。 「つぐなび」では、相続でお困りの皆様が、相続の”プロ”である専門家と一緒に相続の課題解決をしていけるようサポートいたします。

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