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もしものときに役立つエンディングノートとは何か?

更新日:2020.06.12

もしものときに役立つエンディングノートとは何か?

エンディングノートを作成したいとお考えの方は多いのではないでしょうか?
エンディングノートを作成する目的は、愛する家族や親しい友人達に負担をかけず、できるだけ戸惑いが少なくし、また、今をすてきに過ごしているあなたが体験してきたことを次世代に書き残し、これからの毎日を心豊かに、そして安心して過ごすために作成することです。

どんなものを作成するか興味のある方は是非ご覧ください。

1.エンディングノートとは?

「エンディングノート」は、

  • 自分のこと(名前・住所・生年月日・家族の名前など)
  • 自分の人生の歴史(履歴書のようなもの)
  • 過去の思い出(楽しかったことなどを記載します)
  • 愛する人達との出会い(いつ、どこで出会ったかを記載します)
  • 家系図
  • 家族・親類の住所録(いざという時に大事な情報となります)
  • 仲間図(会っておきたい方を考えながら記載しましょう。)
  • 健康のこと(持病があれば記載しておきましょう)
  • 葬儀のこと
  • お墓・法事のこと
  • 財産のこと
  • 遺言のこと
  • 保険のこと
  • 家族・親類へのメッセージ(今までの感謝を記載しましょう)
  • 友人・知人・お世話になった方々へのメッセージ

などの必要事項を書き記したノートのことです。

基本的に書くことは全て自由です。

エンディングノートには法的拘束力がありません。だからこそ、自由に自分の好きなように作成することができるメリットがあります。今までエンディングノートは、葬儀の事や遺産などの事がメインのものが大半でしたが、最近のエンディングノートはバリエーションが非常に多くなってきました。

最近は、自分の事を書き込む項目や、自分の行って楽しかった旅行先などを紹介するページなど、楽しく書き込める遊び心のあるページがあるエンディングノートが増えてきたことで、以前よりも人気が出てきたのではないでしょうか。

2.エンディングノートを作成するメリットとは?

(1)自分に万一のことがあったときも、遺族の負担が減ります。

葬儀屋さんからよく聞く話なのですが、ご本人が亡くなって、「どんな保険入ってたのか?」「お墓はどうしたら良い?」「お葬式はどんなふうにしたら良いの?」など、いろんな疑問が生じ、ご家族がお困りになっているケースがよくあるそうです。エンディングノートを作成しておくことで、ご家族がお困りになる可能性が低くなるでしょう。

(2)家族に愛情を伝えることができます。

なかなか言葉では伝えられないことでも、エンディングノートに記入することで家族に愛情を伝えることができます。家族へのメッセージを記載しておくことで、遺族の悲しみを和らげることができるはずです。

(3)自分の人生を振り返ることができるので作成後により楽しい人生を送ることができます。

エンディングノートに今までどこに行って、どんな経験をしてきたかを記載します。その際に、どこに行きたいか?今後何を食べてみたいか?今までに経験したことでもう一度やってみたいことは?などを記載することで、今後の目標ができ、楽しみながら生活することができるはずです!

3.エンディングノートは何歳で書くべきなのか?

今までは主に高齢者が自身の終末期に書くようなものだと思われていましたが、最近では、若い方向けのエンディングノートにも注目が高まっています。その理由として、震災後、若い世代も「万が一」のことを意識し始めたからだと言われております。
私たち人間は、生まれた日から、一日一日、人生の終幕が近づいて行っています。終幕の日が何年先なのかがわからないので、万が一のためにも若いうちから作成しても良いのではないでしょうか?
たとえば30歳頃に一度作成し、3年~5年に一度書きなおしても良いと思います。

4.エンディングノートはいつ書くべきなのか?

基本的にいつ書いても良いものではありますが、お正月に記入してみてはいかがでしょうか?
今年一年、何をしようと考える際に、今までの人生を振り返りながらエンディングノートを作成するのはいかがでしょうか?
エンディングノートを作成することで、今まで楽しかったことを思い出したり、絶対に行きたい旅行先を考えたり、絶対に食べたいものを考えたり、と一年のはじめに一年の計画を立てるついでにエンディングノートを作成する。エンディングノートを書くなかで、今後の人生をどのように生きるかという思いも湧いてきます。お正月に、エンディングノートを書きながら自分を見つめてみることも良い方法ではないでしょうか。

5.エンディングノートと遺言は別物?

主な遺言書とエンディングノートの違い

6.オススメのエンディングノートのご紹介

(1)家族も安心エンディングノート

人生を振り返る作業ができるエンディングノートです。
亡くなった時、自分の思い通りの葬儀ができ、相続でもめないようにきちんと記録することができるエンディングノートかと思います。

(2)もしものときに役立つ幸せエンディングノート

わかりやすい解説が充実しており、文字が大きいため、ご高齢の方でも書きやすい印象です。
大切な人に遺したいメッセージをこの1冊にまとめることができるはずです。

7.まとめ

読んで頂けた方は、エンディングノートを作成してみたくなったのではないでしょうか?
家族のために作成することで家族の財産になります。もし自分万が一のことがあってからでは遅いので、年齢は関係なく作成しておいても良いのではないでしょうか?作成することで自分のことも見直すことができ、将来の生活も充実させることができるのではないでしょうか。
エンディングノートを記載する際に、遺言は残す必要があるのかを悩むかと思います。
遺言の関連記事を下記に記載しておきますので、ご参照ください。

 

 

 

この記事の監修者

 

弁護士 小山好文(福岡県弁護士会所属)

所属:弁護士法人アジア総合法律事務所

出身:福岡県福岡市

出身校:早稲田大学、九州大学法科大学院

経歴2011年アジア総合法律事務所設立

専門分野:家族信託、相続、遺言、交通事故などの民事事件

弁護士法人アジア総合法律事務所の詳細ページはこちら>>>

 

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