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財産調査をして一覧表にする財産目録
相続する財産にはどんなものがいくらあるのかを把握することがとても重要です。被相続人の財産について、もれがないように財産調査をしたうえで、すべての財産と債務を一覧にした財産目録を作りましょう。
財産目録の内容を裏付ける資料も用意
財産目録を作る際は、ほかの相続人にもわかるように、記載する内容と一致する証拠となる資料を用意するといいでしょう。財産目録に記載する情報を裏付ける登記簿謄本や預貯金通帳のコピー、株式の明細書といった資料を添付します。
相続手続きが進む中で、財産や債務の状況が変わることがあります。定期的に財産目録を見直し、最新の情報に更新します。
財産目録の中でも不動産の評価額などの算出は難しいものです。不動産の評価にも強い税理士に目録の作成からお願いすることも検討しましょう。
専門家が作成することで、相続人全員が納得できる目録になるでしょう。
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この記事の監修者:土肥 隆宏(どひ・たかひろ)
ミカタ税理士法人
執行役員CTO/資産コンサルティング事業部統括部長
2010年税理士登録(登録番号117471 簿・財・法・相・消)
地主等の不動産オーナー、会社経営者、ドクター、投資家等まで含めて幅広い方のご相続の申告に対応可能です。ご相続発生後は実施可能な節税対策が少ないといわれていますが、できうる最善のご提案をさせて頂きます。
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この記事の執筆者:つぐなび編集部
この記事は、株式会社船井総合研究所が運営する「つぐなび」編集部が執筆をしています。
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